Text by パタリロ
PART−1
「瀬里奈さー、4年前は本当に、こんな小さな潤兄ちゃんの身体に抱っこされて寝てたんだねー」
なんの躊躇いもなく、瀬里奈はそう言って遥かに年上である潤を布団の中で抱きしめている。
布団からは瀬里奈の顔だけが出ていて、潤の顔は布団の中で瀬里奈の顎の下に納まった状態である。
「潤兄ちゃん、瀬里奈の方が大きくなったんだから、瀬里奈がこうして潤兄ちゃんの事、朝まで
抱きしめて寝てあげるからね・・・
あの時、潤兄ちゃんもさー、瀬里奈を抱きしめて寝てくれてさー、『瀬里奈は小さくて可愛いねって』
言ってくれたよね、瀬里奈よーく覚えてるよ、でもさー、今は潤兄ちゃんの方が瀬里奈より全然小さく
なっちゃったもんね・・・今はさー、瀬里奈の方が大きいからさー、こうして抱きしめてあげるからね
潤兄ちゃん、小さくて可愛いよ・・・ほんとに、瀬里奈こんな小さな身体に抱きしめられてたんだね・・・
4年前は潤兄ちゃんの事、大きいなーって思ってたけど、今はこんなちっちゃくて可愛いいんだもんね・・・
瀬里奈はあの時からだいぶ背が大きくなっちゃったけど、潤兄ちゃん、あの時から全然、背が伸びてないんだよね・・・
なんか不思議だね・・・」
愛村瀬里奈 11歳 小学校6年生、身長187cm、体重86kg全国屈指のジュニアバレーチームの
エースアタッカーである。
明るく活発な性格で、学校でも人気者である。
角田 潤 20歳 大学生、身長146cm 体重35kg、4年前父の転勤に伴いドイツへと移住
ドイツの高校へ転校しドイツ語の猛勉強と高校推薦でなんとかドイツの大学へと進学
それから4年が過ぎ、父が東京へ栄転の為帰国
体重35kgが示す様に、ガリガリの身体で運動神経はまるで無い、そう言っても
過言ではない程である。
☆☆☆ ☆☆☆
★★★ ★★★
今から4年前、当時高校生だった潤は、母の幼なじみで親友の娘である瀬里奈、当時小学校2年生を連れて
母の田舎でもあり、瀬里奈の母の田舎でもある、東北のある町のへと出かけた。
丁度夏休みという事もあり、瀬里奈の母に頼まれて瀬里奈を田舎まで送り届ける事になったのである。
瀬里奈の母の実家は、東北のある街に建つ温泉旅館で、街では1番のランクの旅館であった。
旅館というよりホテルという表現の方が当てはまる程の大きさである。
潤の母方の実家は既にその街には無い。
当時、潤は高校生、身長146cmと小柄でどちらかというと内気な性格であった。
瀬里奈は小学校2年生、身長132cmで二重瞼の目のパッチリとした可愛い少女であった。
長い髪の毛をポニーテールに結んでいて、それがとても良く似合っている。
潤の家と瀬里奈の家は都内のわりと近い所にあった事と、母親同士が子供の頃から姉妹同然に育った為に
親類同然の家族ぐるみの付き合いをしていた。
瀬里奈もとても素直で可愛い女の子で、潤の家へ遊びに来ると潤は公園に連れて行ったりして遊んであげていた。
潤も一人っ子、瀬里奈も同じ一人っ子である為にお互い兄妹の様なそんな存在に思っていたのである。
瀬里奈は良く、そんな潤に
「瀬里奈、潤兄ちゃんの事、だーいすき瀬里奈さー、大人になったら潤兄ちゃんのお嫁さんになるんだー」
などと口にしていた。。
☆☆☆ ☆☆☆
その夏、東京は20年振りという記録的な暑さを迎えていた。
夏休、部活動を全くやっていない潤は、時々友人達と遊ぶ以外これといった予定もなく毎日クーラーの
利いた部屋でぼーっと過す毎日が続いていた。
ある日、何時もの様に潤が部屋でぼーっとしていると、母親の大きな声でリビングへと呼び出された。
電話であった、その電話は瀬里奈の母親である洋子からであった。
瀬里奈の母である洋子は潤の母親とは違い、とても長身で182cmもある、145cmしかない潤の母親とは
子供の時から凸凹コンビと周りから呼ばれていた様だが、とても優しい性格で潤も小さい頃からなついていた。
瀬里奈の母は高校生の時からバレーに打ち込み、大学そして社会人でも一流のバレーの選手として活躍していた
引退後もコーチとなってバレーに打ち込んだ為に、整った顔立ちのとても美しい人であったが、結婚は潤の母よりは遅かった。
潤が電話に出ると
「潤君、美咲(潤の母)から聞いたけど暇なんだって・・・」
「え、うん・・・暇、暇・・・」
「あのさー、ちょっとさー、頼みがあるんだけど聞いてくれないかなー、美咲に言ったら、潤がOKだったら
良いって言うからさー・・・」
「なに、どんな事・・・」
「あのね、瀬里奈をね、田舎の実家まで送って欲しいんだよねー、おばちゃんさー、明後日から夏休みの予定だったん
だけどさー、急な仕事でどうしても1週間休めなくなちゃってさー、それでね瀬里奈怒っちゃってさー
ずーっと田舎行くの楽しみにしてたからさー、それに向こうのおばーちゃん達も瀬里奈に早く会いたいって
言うんだよねー、それでね潤君に頼みたいんだけど、どう、お小遣い奮発するからさー・・・
それにさー、潤君も暇だったら何日でも泊まってきて良いからさー、美味しいもの沢山食べられるよ・・・
潤君の大好きなお刺身もいっぱいだよー、どうかなー」
「うーん・・・いいよ・・・どうせ暇だしさー、OK・・・」 間髪を入れず即答する潤。。
「ありがとう、潤君、実はね、今ここに瀬里奈がいるの・・・」
電話口で洋子が瀬里奈に 「せりちゃん、潤君、OKだって・・・」
「やったー、潤兄ちゃんー、ありがとうー」
瀬里奈が電話に出た。
☆☆☆ ☆☆☆
潤の家に朝早く、瀬里奈の母と瀬里奈が来た。
それは瀬里奈の母である洋子に頼まれてから2日後の朝の事である。
電車賃の他に3万円も預かった潤、瀬里奈の母は潤に対し
「後は全部、潤君のバイト代だからね・・・ほんと悪いんだけどお願いね・・・瀬里奈、ちゃんとお兄ちゃんの言う事
聞いて良い子にしないと駄目だよ・・・判った・・・」
瀬里奈が
「はーい・・・ママ・・・でも、瀬里奈は良い子だよ・・・ねー潤兄ちゃん・・・」
潤の身体にまとわりつく瀬里奈・・・
☆☆☆ ☆☆☆
瀬里奈は背中に可愛らしいリックを背負っている。
瀬里奈の着替えや、瀬里奈の母から頼まれたお土産、それに自分の母にまでお土産を持たされて結構な荷物になった。
146cmと小柄な潤にはちょっときつかったが、瀬里奈が見ている手前、弱音は吐く事が出来なかった。
瀬里奈の祖母は潤の母の事も勿論良く知っているし、潤の母の母、即ちもうとっくに亡くなってしまったが
潤の祖母とも知り合いであった。
潤の母は一人っ子で父を早く亡くし、母一人子一人でその街に住んでいたが、その頃から既に瀬里奈の祖母と
交流があった為に、今でも潤の母は瀬里奈の祖母の事を母親代わりに思い、慕っている。
そんな事で、潤も小さい頃、母に連れられてこの街を訪れると、瀬里奈の母の実家に泊めてもらっていたのである。
潤が最後にその街を訪れてから5年位経つ、潤が小学校5年生の時に母と瀬里奈の母のクラス会の為にその町を
訪れた。
当時2歳か3歳だった瀬里奈も勿論一緒であった。
☆☆☆ ☆☆☆
片道工程6時間弱、やっとの事で二人は到着した。
瀬里奈の祖母や叔父夫婦は瀬里奈と同じ位に潤の事も歓迎してくれた。
瀬里奈の叔父とは瀬里奈の母の弟で旅館の後を継いだ人である、32歳で身長が185cmもあり昨年まで
県内の高校で体育の教師をしていたが、父親が亡くなって旅館の後を継いだのである。
2年前に結婚した奥さんと3人で二人を迎えに来てくれたのであった。
その旅館は、従業員が30人近く働いていて潤が小学生の時には無かった別館が増築されていた。
旅館はてんてこ舞いの忙しさ、そんな様子が旅館に着いた潤にも判った。
瀬里奈は旅館の隣に建てられている祖母や叔父夫婦が暮らす家へ、潤は旅館の一室へと通された
客としてもてなして貰っている様であった。
「明日には帰りますから・・・」
そう潤が瀬里奈の祖母や叔父に伝えた所、折角来たのだからもっと長く滞在する様にと説得された、またそれにも増して
瀬里奈にせがまれた事で潤の心が変わり2、3日泊めて貰う事になった。
瀬里奈の叔父が、明後日には少し時間が出来るので海へ浜遊びに出かけ様と提案すると瀬里奈は飛び上がって喜んだ・・・。
部屋に通されてから1時間、潤が旅館の部屋でぼーっとしていると、突然瀬里奈が入って来た。
「潤兄ちゃん、あそぼー・・・あっちの家さー誰もいなくなっちゃった・・・おばあちゃんも旅館のご飯の支度しに
行っちゃったんだー・・・つまんない・・・」
そう言うと瀬里奈は潤の側にやってきて、ちょこんと座り込んだ。
潤も横になった体制から起き上がると瀬里奈が
「潤兄ちゃん、何して遊ぼうかー・・・」
なにげなく潤がテーブルの上にあったテレビのリモコンを手に取ると、スイッチを入れた
そこに映し出された番組、それは大相撲であった。
それを見た瀬里奈の口から
「そうだ、潤兄ちゃん、お相撲して遊ぼう、ね・・・やろうやろう・・・」
潤は笑いながら
「はいはい、いいよ・・・」
146cmと小柄で体力にも全く自信の無い潤ではあるが、小学校2年生で132cmの小さくて華奢な瀬里奈と相撲を
取っても結果は判りきっている。
しかし、他にこれと言ってやる事もないので、『相撲ごっこ』に付き合う事にした。
15畳程もある大きな部屋、真ん中にあるテーブルの両端をそれぞれが持って部屋の隅へと移動させた
瀬里奈にはちょっと重かった様で、瀬里奈の持つ方のテーブルの足が畳に擦れる音がする。
その部屋の真ん中にある、2畳程のスペースが土俵であると瀬里奈が宣言した。
「はっきょーい、のこった・・・」 瀬里奈の掛け声と共に相撲が始まった。
瀬里奈はいきよい良く潤の胸に飛び込んで来た、予想していたより瀬里奈の力がある事にビックリはしたが
やはりそこは男子高校生と小学校2年生の少女である。
お互いの身長の差も14cm近くある、体力的にも潤の方が勝っている事は当然の事である。
潤は余裕である、瀬里奈が潤の体にしがみ付いてはいるが、その体勢のままで手を使う事なく潤は
じりじりと畳の境界線へと瀬里奈の身体ごと前へ押しやっていく。
「ほら、瀬里奈、もう終わっちゃうよ・・・ほら、ほら・・・」
潤は瀬里奈を倒さない様に気を遣いながらも一歩前へ出る、すると瀬里奈の身体は呆気なく畳の境界線を越えて
しまった。
「はい、潤にいの勝ちー」 潤は業とおどけた様に喜んで見せる。
「あー、くやしー、ねえ、潤兄ちゃん、もう一回やろ、ね・・・」
「いいよ、ほら・・・はっきょーい残った・・・」 低い姿勢をとると、潤が言う
瀬里奈は必死に潤の身体にしがみ付く様に両腕を廻し潤の身体を押すが、勿論潤は余裕である。
潤は体制を低くすると瀬里奈の華奢なウエストへ両腕を絡める、そして瀬里奈の身体を抱き上げると
一歩二歩と畳の境界へと業とゆっくりと歩いていく
「ほら、はっきょーいのこったのこったのこった・・・」 潤が言う
瀬里奈は宙に舞っている足をばたつかせ抵抗するが無駄である。
「ほら、瀬里奈、終わっちゃうよ・・・お兄ちゃんに負けちゃうよ・・・ほーら」
瀬里奈の身体は宙に浮いたままであるが、すでに境界線を越えてしまっている。
潤は優しくそしてゆっくりと瀬里奈を降ろして行く
「ほら、瀬里奈、またお兄ちゃんの勝ちー・・・」
「あーくやしいー、潤兄ちゃん、もう一回、ね、もう一回、お願い・・・」
「んー、いいよ、じゃあ、ほら、思いっきりお兄ちゃんの身体にぶつかって来てごらんよ・・・
ほら、はっきょーい・・・」
瀬里奈は潤に言われた様に、おもいっきり潤の身体へとぶつかって行く、そんな瀬里奈の身体を潤は余裕で受け止めると
少しだけ瀬里奈の身体を押し返す、瀬里奈の身体が自分の身体を離れたその瞬間、潤は軽く右手で瀬里奈の胸の辺りを
押す、瀬里奈はよろけながら後ろへ後退はしたもの体勢を立て直し再び潤へと突進してくる。
潤は再び瀬里奈の胸の辺りを右手の平で押した、先程より多少力を使った事に潤は後悔する事になる。
瀬里奈の身体が大きく後退し、その弾みで瀬里奈の身体は畳の上に倒れてしまった。
頭を多少、畳にぶつけてしまった瀬里奈そんな瀬里奈に潤が慌てて駆け寄り
「ご、ごめんね、瀬里奈・・・大丈夫か・・・」
「だ、大丈夫、大丈夫だよ、全然平気、でもやっぱ潤兄ちゃん強いね・・・」
「どっか痛くない、瀬里奈・・・ごめんな・・・」
「潤兄ちゃん大丈夫だって、全然痛いとこないよ・・・」
「あーよかった、ごめんな、瀬里奈・・・」
「うん、でも、ほんと潤兄ちゃんって強いね・・・」
「当たり前だろ・・・潤兄ちゃんは男だし、体だって大きいんだから・・・瀬里奈とじゃあ、力だって違うんだよ・・・
さあ、おーわり」
「でもさー、潤兄ちゃん、瀬里奈がもっと大きくなったらまたお相撲しようね・・・」
潤が笑いながら
「でもさー、瀬里奈、瀬里奈が大きくなる頃には、きっとお兄ちゃんももっと大きくなってるだろ、だから
女の子の瀬里奈がお兄ちゃんに勝てるはずないよ・・・な・・・そうだろ」
「あ、そうか・・・でもさー、瀬里奈さー、いっぱいご飯食べて練習するからさー・・・頑張っちゃうからー」
可愛い笑顔を浮かべる瀬里奈、そんな瀬里奈を見ていた健司が
「無理だって、よーし、もしさー、瀬里奈が大きくなってさー、お兄ちゃんとお相撲取って
お兄ちゃんが瀬里奈に負けたらさー、お兄ちゃん瀬里奈の言う事を何でも聞いてあげるよ・・・」
「ほんと、潤兄ちゃん・・・」
「ああ、ほんと・・・」
「約束してくれる・・・潤兄ちゃん・・・」
「ああ、約束するさ・・・」
その後、瀬里奈と潤は約束の指きりを交わした。
☆☆☆ ☆☆☆
食事の前に風呂に入る事になった潤、瀬里奈の祖母が露天風呂が込みだす時間の前に入る様にと勧めてくれたのである。
前に訪れた時は男女別に2つしか無かった筈の露天風呂が3つに増えていた。
混浴の大露天風呂という奴が増設された様である。
しかし潤は混浴と聞いて敬遠してしまった、高校生の潤はやはり混浴という奴は恥ずかしい物である。
潤が露天風呂に入りに行くと聞いて、突然瀬里奈がパジャマとタオルを持って現れた。
潤の部屋へ入り潤の顔を見るなり
「潤兄ちゃん・・・せ・り・な・も入る、潤兄ちゃんと一緒に入る、ね・・・いでしょー・・・」
おどけた瀬里奈がとても可愛かった。
小学校2年生の瀬里奈が男子専用の露天風呂に入る事は何の問題もない訳で、潤は瀬里奈と一緒に露天風呂へと向かった。
更衣室に入ると瀬里奈は着ている物を派手に脱ぎ捨てた、潤が微笑みながら瀬里奈の着ている物を籠の中へと放り込む。
瀬里奈はドアを開けて外へと出て行った、ガラス越しに全てが見渡せる為、瀬里奈が一人で入っていっても安心していられる。
潤は服を全て脱ぐと、タオルで前隠す。
高校生である潤、しかし身長146cmの小柄な身体そんな小さな身体だからだろうか、潤の股間に存在する物は
とても小さい、中学生の頃、修学旅行で風呂にはいる時、同級生達の股間に存在する物を見てその大きさに驚かされた
それに引き換え自分の股間に存在する物がとても小さくとても恥ずかしくて、風呂に入る事なく逃げる様に風呂場を後にした。
それ以来、潤は同級生等とプールに入る時等も恥ずかしくて水着もバスタオルで隠しながら履いている程である。
また、潤には自分の股間に存在する物の小ささと同じ位の悩みがある、それは潤の股間には未だにヘアーが生えて来ない事である。
高校生であるので当たり前の事だが、同級生達はもうゴワゴワと生え揃っているのに対し、潤のそこは未だにつるつる
なのである。
また、潤はこんな経験もしている。
★★★ ★★★
先月、友人達と行った室内プール、潤は一緒に着替えるのが恥ずかしかった為、理由をつけて業と遅刻をした。
プールの更衣室で潤が腰にバスタオルを巻いて股間を隠しながら水着に着替えていると、小学生6人のグループが入って来た。
その中の一人に潤は見覚えがあった、潤の家は一戸建てであるがその直ぐ側の団地に住んでいる少年である。
という事は、この小学生グループは潤の卒業した小学校に通っている事になる。
その小学生の中の3人程は潤よりも遥かに身長が高かった、170cm以上もある少年も一人いた
少年達は自分の股間を隠す事もなく水着へと着替え始めた、自分の水着を履き終わり潤が少年達の股間に視線を移すと
潤より背の高い少年3人のうち2人の股間には既にヘアーが生え揃っていて、そこに存在する物は遥かに潤の物より
大きかったのである。
少年の一人が、170cm以上ある少年に向かい
「俊彦くん、ちん毛すげーなー、ぼうぼうじゃねーかー、それにちんちんすげー大きいなー・・・」
「当たり前だろ・・・俊彦はもうSEXだってしてるんだぜ・・・童貞じゃないんだからさー」
別の少年が言う、潤がいる事など気にもとめない様である、どうやら潤の事を同じ位の小学生だと
思っている様である。
「え、まじ俊彦君、SEXした事あるんだ、すげー・・・それで誰としたの・・・なー、誰と・・・」
俊彦と呼ばれている少年が始めて口を開いた・・・
「ああ、SEXしたぜ・・・相手はねー、みんな良く知ってる人だよ・・・毎日会ってるからなー・・・」
得意そうに隣に立つ165cm前後のそのグループでは2番目に背が高くヘアーも生えている少年が言う
「俺は知ってるぜ、だって二人がキスしてる所ばっちり体育館で見たもんな・・・あれビックリだったよ
体操着着てる俊彦がさー・・・キスしてんだもんな・・・」
「バカ、純也・・・」 俊彦が言う、暴露した少年は純也という名前らしい
「あー、学校にいる人だー・・・」 べつの少年がいう
「あっ、ごめん・・・俊彦・・・」 純也と呼ばれた少年が謝る。
「ねー、絶対言わないから教えてくれよ、俊彦・・・」 他の4人が口々に要求する。
俊彦が
「ほんとだな絶対言うなよ、絶対だからな・・・これがばれたら学校辞めなきゃ行けなくなっちゃうんだからな
先生は・・・」
「えー、せ・ん・せ・い・・・」
4人が一斉に大きな声を出した・・・
「ばか、声が大きいよ・・・」
「先生って、もしかして、うちらの担任の大原先生の事・・・」
「ああーそうだよ・・・」
「で、でも、大原先生、大人だぜ・・・26歳じゃねーかー・・・」
「ああ、そうだよ・・・」
「俊彦、どうしてさー・・・どうして先生と・・・」
「聞きたい・・・」
少年達が頷く・・・潤は隣のロッカーの方へ身体を隠す様に移動させる、心臓がドキドキと鼓動を叩く
「あのさー、信じられないかもしれないけど、大原先生に手紙もらったんだー、2ヶ月前の金曜日
手紙にはさー、日曜日に第一公園に一人で来てくれって書いてあってさー、日曜日に公園に行ったらさー
行き成り先生に告白されちゃったんだー、先生さー、俺の事が好きだってさー・・・付き合ってほしいって・・・
愛子さー、ずっと俺の事が好きだったんだって愛子は先生で俺は小学生だろ、だからずっと悩んでたらしいんだけど
我慢出来なくなっちゃったってさー、それで、俺に告白してきたんだー・・・俺もビックリしたよ・・・」
「うそー・・・」 4人が一斉に声を上げる
「ほんとだよ、それでさー、俺も愛子が好きだからOKしたんだ・・・だから俺と愛子は今、恋人同士なんだよ
絶対言うなよ、男と男の約束だからな、それじゃないと愛子、先生辞めなきゃいけなくなっちゃうんだからなー」
「うん、判った・・・でもすげーなー、先生の事を愛子なんて呼び捨てにしてんだー」 4人が頷きあう。
「ああ、だってもう俺と愛子は恋人同士なんだから当たり前だろ・・・愛子も俺の事を俊彦って呼ぶんだぜ・・・」
「そ、それで俊彦、SEX・・・」
「ああ、それでさー、次の週の土曜日に、愛子と海に行ったんだー、そこで初めてキスしたんだー」
「キスー・・・」 4人が大きな声を上げる
「うん、それで帰るの遅くなっちゃって・・・俺、純也に電話して純也の家に泊まるって事にしてもらって
それから家に電話掛けて、嘘ついてさー、愛子とホテルに泊まったんだー、それでさー、愛子と初めて
SEXしたんだー、勿論愛子はSEXの経験があったけどなー、気持ち良かったぜー・・・
愛子もさー、俺のちんちん見てビックリしちゃってさー、こんな大きなちんちん見たの初めてだってさー
俺のちんちんやっぱり凄いらしいぜー、だって・・・」
そこで俊彦の口が止まる
「俊彦・・・だって何だよー」
「だってさー、俺のちんちんが愛子の中に入ってる時さー、愛子ずっと『俊彦君のすごーい、大きいー、大きすぎるー
愛子の壊れちゃうー、すごーい・・・こんな大きいの始めてー、ほんとに小学生なのー・・・』なんて言うんだぜ・・・」
「すげー・・・」 4人が口をそろえる。
もう一人、凄い話に愕然とする人間がいた・・・ロッカーの裏で聞いている潤であった。
高校生の潤、潤はキスの経験すらない、勿論童貞である、そんな潤が小学生と教師の話を聞いて愕然とそして興奮しながら
立ち尽くしているのである。
「それで、俊彦、今でも・・・」
「ああ、付き合ってるよ・・・純也に頼んでさー、純也の家に泊まる事にしてもらって・・・土曜日は何時も
愛子とデートして、それで愛子の家とかホテルとかでSEXしてるんだ・・・愛子さー、俺にメロメロだってさー
あいつ学校では偉そうにしてるけど、二人だけになると可愛いぜー、俺にさー
『としくーんキスしてー』って甘えてくるんだーほんと可愛いよ・・・背も俺が174cmだろ愛子164cm
だからさー、俺の方が愛子より大きいから・・・外を歩いてても、絶対カップルに見えるしなー・・・
それとよー、女の胸ってさー柔らかくて気持ちいーぞー」
「すげー、俊彦、俺も早くやりてーなー・・・女の胸を触って見たいよなー・・・」
「おまえら、もっとちんちん大きくならないとSEX出来る訳ないだろ・・・それにちん毛生えてねーじゃないか・・・
そんなんじゃ女の人に相手にされる訳ねーだろ・・・やっぱちん毛くらいは生えてねえとなー・・・」
「ちきしょー、俺も早く俊彦みたいにちんちんでっかくなってちん毛生えて来ないかなー・・・」
「でもさー、俊彦のちんちんほんと大きいよなー、家のとーちゃんのより全然大きいぜ・・・すげーよ・・・」
俊彦と呼ばれる少年は他の5人の前で自分の股間の物を揺らし、業と見せ付けている様である。
ロッカーの陰から覗き見ている潤、潤もその少年の股間の物の大きさに改めて驚かされる。
自分は高校生である、遥かに年下の小学生の少年が大人サイズ、いや大人の中に入ったとしてもだいぶ大きいサイズの物を
もっていて、潤には未だに存在しないヘアーが黒々と生え揃っている。
ましてや潤の股間に存在する物は、そこにいる少年6人のどれよりも小さいのである。
「実はさー、今日の夜も愛子の家に泊まる事になってるんだー・・・携帯のメールにさー、あいつ『早く愛子の事抱いて』
なんて入れてきたぜ、可愛いよなあいつ・・・」
「いいなー俊彦、じゃあ、今日も先生とエッチな事するんだー・・・」
「ああ・・・」
突然、話が途切れたドアから複数の大人達が現れたからである。
「なあ、絶対内緒だぞ、判ったな・・・」
「ああ、判ってるよ・・・こんな事、話せる筈ないだろ・・・ばーか・・・」
「よし、じゃあ、泳ぎに行こうぜ・・・」
少年達は水着を履きロッカールームを足早に出て行った。
潤の頭の中は俊彦と呼ばれていた少年の股間に存在していた物の事でいっぱいになってしまっている。
自分は高校生あの少年は小学生である、それなのに少年の物は遥かに自分の物より大きいのである。
それに自分は童貞・・・あの少年は既に・・・教師とSEXの経験すらあるのである・・・大人である教師と・・・
★★★ ★★★
あの時の事が思い出される・・・あの時の少年の股間に存在した大きな物・・・
ふと我に帰る潤・・・
ガラスごしに瀬里奈が潤に向かって手を振り、微笑んでいる。
とても無邪気な瀬里奈の顔が可愛らしい。
潤はこんな時でもやはり自分の腰にタオルを巻きつける。
瀬里奈にすら見られる事が恥かしいのである。
ほんの少しだけタオルに隙間を作り、上から自分の股間を覗き込むがやはりそこに存在するものは
とても小さく、そして未だにヘアーは生える気配さえ伺えない。
潤は小さくため息をつく、潤の頭の中にはあのプールでの小学生の少年の股間に存在する大きな物
そしてそれを覆い尽くすかの様に存在したヘアーが再び思い起こされる。
完全にそれは大人の物と変わらない程の大きさであった。
あの少年は特別だとしても、あの時の小学生達はみな潤の物より大きな物を股間に揺らしていた・・・
自分の物が小学生の少年達よりも小さいという事が堪らなく恥ずかしかったのである。
潤はガラス戸を開けると外へと出た、昼間あれだけ暑かったというのに夕方になると風は冷たく感じられる。
露天風呂には、先客が一人だけしかいなかった、その初老の男性も身体をタオルで拭いていて
直ぐにでも出て行く様な雰囲気である。
潤が入ると直ぐに瀬里奈が駆け寄る、そして
「潤兄ちゃん、早く入ろうよ・・・」
「駄目だよ、身体洗わなきゃ・・・ほら、一緒に身体洗おう、ね・・・」
「うん、ねえ、潤兄ちゃん・・・瀬里奈の身体洗って・・・ね、良いでしょ・・・」
甘えた様に瀬里奈が言った。
潤が・・・
「はいはい、判った判った・・・じゃあ、あそこ行こうか・・・」
「はーい・・・」
潤は最初に瀬里奈の身体を洗ってやる事にした。
潤は瀬里奈と風呂に入るのは初めての事である、勿論他人の身体を洗ってやる事も始めての事である。
しかし瀬里奈が小学校2年生という事もあるし、先ほどの先客も既に出ていてしまっている。
潤にとって少しだけ恥ずかしい事は確かでたったが、瀬里奈の身体をテキパキと洗い始めた。
瀬里奈は潤に身体を洗ってもらっている間中、潤に身体を預けるようにして嬉しいそうに鼻歌を歌たっていた。
瀬里奈の身体を洗い終わった潤は、瀬里奈に先に湯船に入っている様に告げた。
瀬里奈は素直に潤の言う事を聞きゆっくりとした足取りで湯船へと向かった。
潤も手早く自分の身体を洗うと、タオルを腰に巻きつけて湯船へと向かう。
余り熱くないお湯なのであろう、瀬里奈は肩までお湯に浸かっている。
潤が湯船の底より一段高い所にある腰掛に座ると、瀬里奈が近ずき
「潤兄ちゃん・・・瀬里奈の事、抱っこして・・・ね・・・」
半ば強引に瀬里奈は潤の太股の上に座ってしまった。
二人の間に身長差があると言っても14cmである、潤の頬に瀬里奈のこめかみが触れる。
「へへー・・・」
瀬里奈は嬉しそうに微笑んでいる。
「嬉しいなー、ねえ、潤兄ちゃん、明日も瀬里奈と一緒にお風呂入って瀬里奈の身体洗ってね・・・」
「はいはい、判りました、判りました・・・瀬里奈はほんと甘えんぼだねー・・・」
「やったー・・・」
瀬里奈は素直に喜びを表現する。
潤は瀬里奈を抱っこしたままで、それから少しの間そうして湯船の中で瀬里奈を抱いていた。
ちらほらと他の男性客が更衣室に入って来た、潤と瀬里奈は湯船から出ると潤は瀬里奈の頭を洗ってやり
自分の頭を洗って風呂を出る事にした。
風呂から出て部屋に戻ると、テーブルには豪華な料理の数々が並んでいた。
テーブルいっぱいの料理である、そこには5人分用意されていて支度をしていた仲居さんに聞くと
瀬里奈の祖母、叔父夫婦も時間の合間を見て潤と瀬里奈と一緒に夕食を食べる事にしたとの事であった。
しかしテーブルに5人が揃う事は無かった、それでも潤と瀬里奈は交互にやって来た瀬里奈の祖母や叔父夫婦と楽しい一時を
過し食事は終わった。
食事の後かたずけを仲居さん達がテキパキとこなすと、12畳もある大きな部屋に潤一人分の布団をひいてくれた。
瀬里奈は離れの祖母達の家の方で寝る事になっている、瀬里奈は叔父に即され潤の部屋を出て行く時に
「潤兄ちゃん、お休みなさいー、また明日ね・・・」
「お休み・・・瀬里奈・・・」
瀬里奈が出て行くと部屋はシーンと静まり帰ってしまった。
なにもする事のなくなった潤、テレビを点けるとプロ野球中継が始まっていて潤のお気に入りの球団が圧倒的大差で
リードしていた。
潤は瀬里奈の叔父が用意してくれたジュースを開けると野球観戦へと集中していった。
それから1時間位経っただろうか、野球中継が終了しテレビではニュースが始まった。
潤がニュースをぼーっと見ていると部屋のドアがゆっくりと開いた、そして可愛らしいパジャマ姿の瀬里奈が
部屋へ入って来た。
「あれ、瀬里奈、どうしたの・・・」
「ねえ、潤兄ちゃん、瀬里奈もここで寝ていいー・・・」
「駄目だよ、瀬里奈はおばあちゃん達と一緒だろ・・・」
「えー、でもつまんないもん、おばあちゃんもおじちゃん達も皆んな忙しくて、瀬里奈一人ぼっちだもん
それに瀬里奈、潤兄ちゃんと一緒が良い潤兄ちゃんと一緒に寝る・・・ね、良いでしょ・・・」
結局そうする事になった、潤が瀬里奈の祖母の所に瀬里奈が自分の部屋に来ている事を話しに行き
瀬里奈が寂しがって自分の部屋に来た事情を話した。
瀬里奈の祖母は申し訳無さそうに潤に詫び瀬里奈を宜しくと告げた。
今日は土曜日で旅館が宴会の支度で大忙しな事もあり、瀬里奈に構ってやれないのだと瀬里奈の祖母は
潤に対し恐縮していた。
潤が部屋に帰ると、瀬里奈は潤の為に用意された布団にもぐり込み笑っている。
「潤兄ちゃん、どうだった・・・おばあちゃん、なんだって・・・」
「今日は、ここで寝ても良いってさー・・・」
「やったー、潤兄ちゃんと一緒に寝れるんだねー、瀬里奈嬉しいなー・・・はい、潤兄ちゃんこっちね・・・」
瀬里奈は潤の寝る位置まで決めてしまっている。
潤がパジャマ代わりのスウェットに着がえ布団へと入る、瀬里奈が潤の身体の側に自分の身体を寄せる
潤の胸に自分の頭を預ける様にすると、瀬里奈が
「潤兄ちゃん、抱っこして・・・」
潤が瀬里奈の頭を包む様に抱くと、瀬里奈の少女特有の髪の毛の良い香りが潤の鼻に漂ってくる。
瀬里奈の頭は潤に抱かれている為に布団の中にある、布団の中を覗く様に潤が瀬里奈を見ると
瀬里奈も布団の中から潤を見上げ
「潤兄ちゃんの身体、暖かい・・・それにやっぱ潤兄ちゃんって大きいね・・・」
僅か14cmしか身長の違わない瀬里奈、しかしそんな瀬里奈からすればやはり潤はとても大きな存在なのであろう。
潤はそんな瀬里奈の事がとても可愛く思えている、もちろん小さな妹としての感情からである。
「瀬里奈はほんと可愛いね・・・」
瀬里奈の頭を撫ぜんがら、潤が言った。
「瀬里奈、潤兄ちゃんの事だーいすき・・・ねえ潤兄ちゃん、瀬里奈の事、恋人にしてくれる・・・」
潤は可笑しさを堪えながら
「だめだめ、瀬里奈はまだ小学生なんだから身体だって小さいだろ、もっと大きくなったらね・・・」
潤の口からは軽い気持ちでその言葉が出た。
「えー、いやだいやだ、瀬里奈は潤兄ちゃんの恋人になるー、絶対なるー」
布団の中で、口を尖らせて瀬里奈はいう
「だから、瀬里奈がもっと大きくなったらね・・・」
「ほ、ほんと、潤兄ちゃん、瀬里奈が大きくなったら、潤兄ちゃんの恋人にしてくれる・・・」
「ああ、ほんとだよ・・・」
「潤兄ちゃん、約束だよ・・・」
「ああ・・・」
「じゃあ、ゆびきりげんまんしてー・・・」
結局、潤は今日2度目の『指きりげんまん』を瀬里奈と交わす事となった・・・。
「瀬里奈、絶対、潤兄ちゃんの恋人になるからねー・・・」
「はいはい・・・ほら、もう子供は寝る時間だよ・・・お喋りはおしまい・・・お兄ちゃんさー
後でちょっと見たいテレビがあるんだー、瀬里奈が寝るまでお兄ちゃんがずーっと抱っこしててあげるから
早く寝ないと明日楽しい事して遊べなくなっちゃうぞー・・・」
「うん、判った・・・潤兄ちゃん・・・明日も瀬里奈と沢山あそんでねー」
「ああ、沢山遊ぼうな・・・」
「ねえ、潤兄ちゃん、お休みのキスして・・・」
小学2年生の瀬里奈が布団の中から潤を見上げ、唇を尖らせてそこへキスする事を要求する。
その光景が潤には堪らなく可愛かったが・・・もちろん
「だーめ、瀬里奈言ったろ、まだ瀬里奈はこんなちっちゃいんだから、もっと大きくなったらな・・・」
「いやーだー、潤兄ちゃん、お休みのキスしてー・・・」
「しょうがないなー、じゃあ、はい・・・」
潤は自分の顔を布団の中にある瀬里奈の顔に近ずける、すっかり唇にキスして貰えると思い込んでいた瀬里奈
しかし潤は瀬里奈の唇ではなく、瀬里奈の可愛らしい『おでこ』へと軽くキスをして直ぐに唇を離した。
「あー、ずるーいー、潤兄ちゃん・・・そこじゃあいやだー・・・お口にしてー・・・」
「だーめ、瀬里奈がもっと大きくなったら、な・・・」
「もー、なんでも瀬里奈が大きくなったら大きくなったらってー・・・潤兄ちゃんのいじわるー
でもいいよーだ、瀬里奈が大きくなったら瀬里奈の事潤兄ちゃんの恋人にしてくれるって潤兄ちゃん
瀬里奈と指きりして約束したもんねー、瀬里奈早く大きくなって潤兄ちゃんの恋人になって、ここにキス
してもらうもん・・・」
可愛らしく、少しだけすねた様に瀬里奈がいう・・・。
もちろん潤は瀬里奈との約束なんて本気にはしていない・・・直ぐに忘れるだろう・・・そんな風に思っていた。
「はい、瀬里奈、ほんとにお休みだよもう寝ないと・・・明日起きれなくなっちゃうよ・・・朝、一緒に海に散歩
行くんだろ・・・」
「はーい、お休みなさーい」
瀬里奈は潤の胸に抱かれながら、静かに目を閉じた・・・そして直ぐにすやすやと深い眠りに落ちていった。
☆☆☆ ☆☆☆
静かな朝を迎えた。
一緒に風呂に入った事、そして二人で寝たと言う事で瀬里奈は益々潤にべったりとなってしまった。
瀬里奈の叔父が午前中無理をして時間を作ってく、3人で近くの浜へ海水浴に出かける事になった。
そして此処で、ちょっとした事件が起きたのである。
瀬里奈が波に呑まれ溺れそうになったのである、ほんの少し瀬里奈の叔父が瀬里奈から目を離した空きに
それまでより少しだ大きな波に瀬里奈が呑まれたのである。
そんな瀬里奈をいち早く発見した潤が助けたのである、助けたと言っても海岸から僅か10m位の所で起こった事で
泳ぎの苦手な潤でもそれは容易い事であった。
多少、水を飲んでしまった瀬里奈は泣きながら潤にすがり付いていた。
瀬里奈の叔父は自分の不注意で起こってしまった出来事に焦りの色を隠せないでいたが、10分程で瀬里奈は普段の明るさを
取り戻していった。
帰り道、瀬里奈の叔父が
「潤君、ありがとうな、潤君は瀬里奈の命の恩人だよ・・・ほんとありがとう・・・」
潤には多少大袈裟に思える瀬里奈の叔父の言葉であった。
瀬里奈の溺れた場所は海岸から10m、瀬里奈が焦ってもがいていたせいで溺れてしまったが。
瀬里奈でもらくらくと足が下に着く様な場所であったからだ。
瀬里奈も叔父と手を繋ぎながら潤を見上げて
「潤兄ちゃん・・・ありがとう・・・」
叔父にアイスクリームをねだる事に見事に成功した瀬里奈が、アイスをペロペロと舐めながら微笑んでいる。
瀬里奈はその夜も潤と風呂に入り、そして潤に抱っこされながら眠った。
本当は瀬里奈の叔父が可愛い姪っ子と眠りたいと主張したのだが、潤が明日の電車で帰る事を食事の最中に
みんなに告げると瀬里奈は半べそをかいたが、今日も潤と一緒に寝る事を条件に機嫌を直したのである。
風呂上り瀬里奈は再び潤に相撲を挑んで来た、瀬里奈自身も潤に適う事は無いと実感している様であったが
目的はただ潤にまとわりつく事であったようだ。
しかし相撲の最後に
「絶対瀬里奈、大きくなって潤兄ちゃんの事やっつけちゃうからねー、そして瀬里奈の言う事聞いてもらうんだもん・・・
約束の指きりしたもんね・・・」
などと笑みを浮かべながら言った。
その時の瀬里奈の言葉・・・それがいずれ・・・現実の事になろうとは、潤には想像すらつかない事であった・・・。
☆☆☆ ☆☆☆
翌朝、早い時間に潤は駅へと向かった、来た時と同様に瀬里奈の祖母そして叔父夫婦、そして夏休み中滞在予定の
瀬里奈が見送りにきた。
瀬里奈は案の定、泣きっぱなしであった。
潤にすがりつき、帰らないでほしいと言い続け、はては自分も一緒に帰るとまで言いだす始末だった。
瀬里奈の祖母が、来週にはお母さんが来るんだからとなだめては見たがその効果もまったくなかった。
潤も後ろ髪を引かれる様な想いではあったが、やがてローカル列車がホームへと滑り込むと潤はその電車に
飛び乗ったのである。
あの時の瀬里奈の顔は潤にとって忘れられない物となった。
それから4年間、潤は瀬里奈と1度も会う事がなかった。
潤の父は商社マンである。
夏休みが終わる丁度その頃、潤の父のドイツへの栄転が突然決まったのである。
会社が色々と手を尽くしたからだろうか、潤の家族のドイツへの移住手続きは速やかに終了した。
潤は新しい学校への転校手続きの為、母親より先に父と二人でドイツへと旅立つ事となり
東北への旅の後、瀬里奈と会う機会が無いままドイツへと旅立った。
2ヶ月後、1度だけ帰国して渡独の為の正式な手続きえを行ったがその時も色々と忙しく結局
瀬里奈とは会う機会には恵まれなかった。
☆☆☆ ☆☆☆
★★★ ★★★
4年が過ぎた、潤は再び父の仕事の都合で日本へと帰ってきた。
4年間、潤にとってはそれがとても短い期間であった様に感じられた。
結局その4年間、潤は一度も日本へ帰る事は無かった。
日本からドイツの高校へ転入した潤、大学へと進み始めて親友と呼べる友達が出来た。
学生生活も日本に比べると、とても楽しい物で初めて心を許せる親友が出来た事で更にその楽しさが増したのである。
トニーというその親友は身長185cmもある大男でドイツ人の母とイタリア人の父の間に生まれたハーフである。
潤とは高校もそして大学も同じで4年間を共に楽しく過した。
仲の良い二人、不思議と馬があったしかし二人はとても対照的なであった。
明るく活発なトニーに対して、潤はおとなしく控えめな性格である。
そして185cmの長身のトニーに対し潤は146cmと、とても小柄である。
そう、なんと潤はこの4年間、身長が伸びる事がなかったのである。
4年前、日本を離れる時と同じ身長なのである。
そんな小さな潤をトニーは親友として接した、引っ込み思案でいて他の生徒達とあまり交流を持たなかった潤を
トニーは積極的に誘い出し、他の友人達とのコミュニケーションを図るきっかけを作ってくれたりもしたのである。
潤の4年間の楽しかった学生生活はトニーのお陰といっても決して大袈裟ではない。
潤のトニーとの別れはとても辛い物であった。
来夏のバケーションには絶対に日本に遊びに行くからとトニーは言った。
潤は本当に楽しい学生生活を送った、それは事実である、しかし悩み等も無かった訳ではない。
その中の一番の悩みはやはり、身体の事であった。
4年前から身長が伸びていない、ドイツに旅立つ頃は自分でももう少し身長が伸びるだろうと思っていた
しかし潤の身長はそれから1cmも伸びる事がなかった。
そしてもう一つ重大な悩みがあった・・・それは自分の股間には一向にヘアーが生えてくる兆しすらなく股間に存在する物も
身長同様に大きくなる事が無かったのである・・・。
そんな身体の潤である、潤はドイツでの学生生活で彼女を作る事が一度も無かった。
トニーがなんとか機会を作ってくれたが、それに応えられる潤ではなかったのである。
ドイツ人は大柄である、146cmの潤に対して180cm近くの平均身長があるドイツの女の子達である。
潤もやはり引いてしまうし、女の子達も潤を友人としては歓迎してくれていた様であるが恋愛の対象とは
見られる事は無かったのである。
そんな悩みを抱えつつも、潤にとっては概ね有意義に過せた4年間であった。
☆☆☆ ☆☆☆
潤が帰国した時期、日本は丁度夏まっさかりであった。
潤の通う予定でいる大学も面接の試験は夏休みが終わってからという事で引越し作業が終わると
潤は何もする事がなくなってしまった。
1週間程ぶらぶらと過していた潤、瀬里奈に早く会いたいと思っていたが瀬里奈は母親と夏休み中
東北の母の実家へと遊びに行っているとの事だった。
潤が過したドイツでの4年間、最初の6ヶ月程は時々写真を送って来ていた瀬里奈の母親が
その後は潤の母親へ手紙だけをよこす様になったのか、母から瀬里奈の写真を見せられる事もなかった。
潤の母も瀬里奈達家族の話を潤に対して話す機会が次第に減っていったが、潤も授業が忙しく次第にその話題を口にする
機会も減っていった。
しかしいざ日本に帰ってくると、妹の様に可愛がっていた瀬里奈に会いたいという気持ちが膨らんでくる。
その話を帰国以来、潤は母親にしてみるが母親の返事は大変ぎこちない物であった。
夏休みが終わる頃には瀬里奈は東京へ帰ってくると聞いていた潤、楽しみにしていた潤であるが瀬里奈との再会がそれよりも前に
訪れる事になったのである。
リビングで瀬里奈の母からの電話に潤の母がビックリした様に応えている。
電話の内容はこうであった
潤の母、そして瀬里奈の母の小学校時代の担任の先生が昨晩亡くなった、その先生は瀬里奈の母の遠い親戚でもある
潤の母も先生の事を今でも慕っていた事もあり、最後の別れに葬儀に来るかどうかの確認の連絡であった。
潤の母は迷わず帰郷する事を決めた。
潤が一緒に行くと言いだすと母はあまり良い顔をしなかったが、それでも潤は行く事を主張し母もしぶしぶ了承した。
もちろん、潤は瀬里奈に会いたいが為の主張であった。
☆☆☆ ☆☆☆
新幹線の中で隣に座る母に潤が・・・
「あー、早く瀬里奈に会いたいなー、6年生だろ、どんなに可愛くなってるかなー・・・11歳か・・・」
そんな潤を見て母親が潤に、何か戸惑いの様な物を見せながら・・・
「ねえ、じゅ、潤・・・」
「ん、なあに・・・」
「あのさー、えーと、瀬里奈ちゃんね、あのー、ビックリしないでね・・・あのー、ちょっと、そのさー
瀬里奈ちゃんさー・・・まあ、会えば判るからね・・・」
珍しく母が潤に対して口ごもっている、そんな母の態度が不思議に思えた潤が・・・
「どうしたの母さん・・・なんか変だよ、瀬里奈がどうしたのさー」
「え、べ、別に何でもないよ・・・」
「可笑しいよ・・・母さん・・・」
それ以降、母はその話をする事が無かった。
新幹線を降り在来線で1時間、そして2度目の乗り換えで4年振りに乗ったローカル電車が全然変わっていない事が
潤にはなんだか嬉しかった。
これに乗って瀬里奈とやって来た時の事が鮮明に思い出され、そしてこの電車に乗って帰る時、潤に見せた瀬里奈の
泣き顔が堪らなく切なく思えた事も同時に思い出される潤であった。
やっとの思いで駅に着いた潤と母親、そこには久しぶりに見る瀬里奈の叔父の姿があった。
潤はここでもちょっとだけ気になった事がある、迎えに来た瀬里奈の叔父が潤を見てすんなりと挨拶を交わすのである
4年前と同じ身長の潤に対して、気を使ってくれているのかとも思ったが、初めて潤の姿を見た時も顔色一つ変えずに
潤に話し掛けて来たのである、潤の身長が4年前と同じで伸びていない事を始めから知っていたかの様にも思えた。
しかし瀬里奈の叔父の人懐っこい笑顔を見ているとそんな事はどうでも良い、潤はそんな風に思った。
潤は瀬里奈の叔父に瀬里奈はどうしたのか訪ねると
「瀬里奈の奴、恥かしがって来ないんだー、潤君、瀬里奈旅館の部屋で待ってるから早くいってやってよ・・・」
「はい、判りました・・・」
挨拶もそこそこに母は瀬里奈の叔父の車でお通夜の為、隣町の「先生」の家へと直行する事になった
瀬里奈の母や祖母は先に行っているとの事であった。
今日はみんな帰れないかもしれない・・・瀬里奈の叔父は潤の母を車に乗せるとその様な事を潤に告げた。
エンジンが掛かり走り出す寸前、瀬里奈の叔父が車から顔を出し、潤に対し
「潤君・・・瀬里奈見てビックリするなよ・・・な・・・」
母に続いて瀬里奈の叔父にまで『ビックリするな』等と同じ事を言われた、少し戸惑った潤は助手席に座る母の顔を
除き込む、母は潤と顔を会わせない様にそっぽを向いてしまっている。
「あのー叔父さん・・・ビックリって、瀬里奈なんかあったんですか・・・」
瀬里奈の叔父が
「い、いやー、別に、なんでもないよ、瀬里奈あの頃より可愛くなったからさー・・・ただー、そのー、あ、いっけねー
遅れちゃうよ、さあ、じゃあ行かなきゃ、潤君もうすぐ二十歳だったよなー、今日は無理だろうけど明日は一緒に一杯やろうなー
楽しみにしてるからさー・・・じゃあ、よろしく・・・」
瀬里奈の叔父は、一方的にそう言うと車を走らせその場を後にした。
駅前で一人残された潤・・・
潤には瀬里奈の叔父の言葉がなんだかとても気になったが『瀬里奈あの頃より可愛くなった』という言葉に
早く瀬里奈に会いたいという気持ちが勝った様で、足取り軽く旅館へと歩き出した。
旅館へと到着した潤、ビックリした事に旅館はまた大きくなっていた。
とても流行っている様子が外からでも見てとれる。
仲居さんに名前を告げると3階の部屋を教えられた、案内すると言われたが恐縮した潤はそれを断った。
部屋の前に来た潤、この部屋の中に瀬里奈がいる、あの可愛い瀬里奈・・・あれから4年が経ちどんなに可愛くなっている事か
1度深呼吸をして潤はドアノブへと手を掛ける。
「瀬里奈・・・」 大きく叫び瀬里奈を驚かそうと、いきよく良くドアを開け部屋に入った潤
そこには、4年前と変わらない可愛い瀬里奈がいるはずであった・・・。
部屋の中央にあるテーブル、そこには瀬里奈が座っていた。
確かに瀬里奈である、4年前の可愛かった瀬里奈の顔の面影が残っている。
しかし髪の毛は4年前のポニーテールにしていた頃と全く違い、短く刈り込まれボーイッシュな髪の型である。
パッチリした瞳は相変わらずでとても可愛い。
瀬里奈は立っている潤に向かって満面の笑みを浮かべ潤を見つめながら、ちょっとだけ驚いた様に
「潤兄ちゃん・・・」 瀬里奈が潤を呼ぶ・・・
その時、何かが可笑しい・・・潤は気ずいた座っている瀬里奈であったがその瀬里奈の上半身の存在感が非常に大きく感じられる
そして瀬里奈の肩幅が大人の様な、いやそれ以上に感じられるのである。
そんな瀬里奈も戸惑った様に潤の全身を舐める様に見ている、潤同様なにか不思議な感覚を覚えている様だ
そして瀬里奈が、
「じ、じゅ・・・潤兄ちゃん・・・え、えー、う、うそー・・・そ、そんなー、うそだー」
瀬里奈が座っている姿勢を崩し立ち上がって行く、4年の月日が瀬里奈の顔を少しだけ大人っぽく変化させている
しかしやはり可愛い瀬里奈である、瀬里奈の可愛い顔が潤の下から徐々に徐々に上がって行く
潤の顔の高さに瀬里奈の顔の高さが揃う
『あれ』 潤は心の中でそう思った、瀬里奈の顔の高さが立っている自分の顔の高さに届いてしまっている。
しかし・・・それだけではなかった瀬里奈の顔の高さはそこでは止まる事が無かったのである。
更に更に瀬里奈の顔が高く上がって行く、そしてその動きが止まった時、潤は遥かに瀬里奈を見上げる事となって
しまったのである。
そんな潤に対して瀬里奈は戸惑いの表情を浮かべ遥かに潤を見下ろしている。
そう、小学校6年生となった瀬里奈は潤の身長を遥かに越える身長に成長してしまっていたのである。
なんと潤の身長は立ち上がった瀬里奈の肩にも達しない程なのである。
大学生の潤と小学生の瀬里奈、二人の身長は4年の月日を経てまったく逆転してしまっていたのであった。
驚きの余りただただ瀬里奈を見上げる潤、そんな潤の頭の中に母親と瀬里奈の叔父が潤に何か言おうとした事
そして瀬里奈を見てビックリするなと言った事がこれだったと・・・潤は悟った。
ドイツに滞在中、潤の母は最初の頃、瀬里奈の事を日本から送られて来る瀬里奈の母からの手紙から読み取り
潤に対して話してくれていた、しかし潤の母は次第に瀬里奈の話を潤にしなくなっていった。
潤の母と瀬里奈の母は姉妹の様な関係である、そんな母が瀬里奈の成長を瀬里奈の母から聞かされない筈も無く
まったく身長の伸びない潤の事を気ずかって、逢えて瀬里奈の事を話題にしなくなって行った事が潤には想像出来た。
潤に対する気ずかいであったのであろう。
遥かに潤を見下ろす瀬里奈・・・瀬里奈も潤に対し戸惑いを見せながら・・・潤を見下ろしている。
瀬里奈もやはり潤の身長がまったく伸びていない事を知らされていなかったのである。
瀬里奈は潤を見下ろしながら心の中で
『うそー、潤兄ちゃんがこんなちっちゃいなんて・・・うそだー・・・瀬里奈の脇の下に入っちゃうじゃない・・・
あんな大きかった潤兄ちゃんが、こんな小さいなんて・・・ちっちゃーい』
瀬里奈は口には出す事はなかったが、大きなショックを受けていた。
兄の様に慕っていた大きな存在の潤が、今は自分より遥かに小さく華奢な身体になってしまっているのである。
瀬里奈は潤を遥かに見下ろしどうして良いのか戸惑ってしまっている。
小さな身体で瀬里奈を見上げる潤、そんな潤を見つめ続ける瀬里奈だんだんとに瀬里奈の心の中に潤に対する
別の感覚が湧き上がってくる。
自分より遥か小さくなってしまった潤、そんな潤は自分より8歳も歳上の大学生である。
しかし小さな潤がとても可愛いー、そんな感情が少しずつ瀬里奈の心の中に芽生え初めている。
それは不思議な事で、潤を兄の様に慕う感情と小さな潤の事が可愛いと思う感情が同居している複雑な物であった。
瀬里奈は一歩潤の方へ足を勧める・・・。
瀬里奈が潤を見下ろし、潤が瀬里奈を見上げる、4年前とは全く逆のその体勢が続いている。
潤はそんな瀬里奈を見上げながら心の中で思った。
なんて大きいのだろう、ドイツにいる頃いつも行動を共にしていた親友のトニーを見る時と同じ様に見上げないと
小学生である瀬里奈と視線を合わす事が出来ないなんて・・・
しかもトニーより瀬里奈の方が若干ではあるが身長が高い様にも感じられる位である・・・
しかもトニーは痩せ型の体型であったのに対して、瀬里奈は決して太ってる訳では無いが身体のボリュームを
感じさせる・・・その意味でやはり瀬里奈の方がトニーを見ていた時より潤には大きく感じられるのである。
20歳のドイツ人大学生よりも小学生の瀬里奈の方が大きいなんて信じられない・・・
妹の様に可愛がっていた、あんなに可愛いく華奢な身体だった瀬里奈が今、こんなに大きくなってしまったなんて・・・
そんな事を頭の中で考えていた潤、なんとかして瀬里奈との間に会話を持たなければ・・・
自分は大学生、瀬里奈は小学生なのである、なんとかしなければ・・・しかし潤は
『言葉が出ない、身体が硬直してゆく・・・恥かしい・・・どうしたらいいんだろう・・・何を話したら・・・』
そんな事を頭の中で巡らす事しか出来ない潤・・・
潤は遥かに瀬里奈を見上げ、瀬里奈は潤を見下ろしている。
50cm以上も身長が伸びてしまった瀬里奈、大きく成長してしまった瀬里奈ではあるが4年前の可愛い瀬里奈の
面影も勿論残っている、しかし別の見方をするとその4年が瀬里奈を大人の女性の様に美しい顔立ちに変えて
しまっている事も事実である。
たった4年・・・しかしその4年の月日が瀬里奈の肉体をこんなにも成長させてしまったのである。
遥かに潤を見下ろしている瀬里奈
「ちっちゃーい・・・」
無意識のうちに瀬里奈の口からこぼれ落ちた言葉であった。。
続く・・・
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