裕香と龍一
Text by パタリロ
Part−11

  裕香が電車に乗り込むのと同時に、ドアが閉まった。
  
  「ふーっ」  ため息をつく裕香。

  危なく特急電車を乗り過ごす所であった。
  午前中、水泳連盟の定期検査の為、都内へと出た裕香
  長引いた検査が終わり、
  今から、伊豆の小さな街へ向かう為、特急電車へと乗ったのである。
  
  今日から2泊3日の予定で、小学校の同級生、飯島涼の父が暮らす
  伊豆の小さな街へと遊びに行く。

  涼に誘われたのは、桂子、美咲、あずさ、そして裕香の仲良し4人組である。

  飯島涼は裕香のクラスのクラスメートで
  裕香とは反対に学年で一番小さな可愛い男の子である。
 
  涼の身長は122cmで低学年の生徒に混じっても、
  判らないくらい小さい、その為に
  ある時期いじめの対象にされたが、バスケットクラブの裕香達4人が
  中心になってかばってあげた為、次第にいじめられなくなっていった
    
  そんな涼も次第に明るさを取り戻し、裕香達4人の大きな女の子達を
  恐れることなく、話し掛けるようになった、涼の身長は裕香より
  70cmも小さく、おでこの辺りがやっと裕香のジーパンのベルトに
  たどり着く位小さい、体重も24kgと軽く、華奢な涼は何時も
 「鬼ごっこ」の時には、簡単に捕まえられる為、裕香が抱き上げ、
  涼は裕香に抱かれたままで逃げる事になっていた。
  また、泳ぎの下手な涼を、プールでは何時も裕香達4人のうちの誰かが
  抱いたり、肩車をして遊んであげていた。
  
  そんな涼に、裕香達4人が誕生パーティーに呼ばれたのは、1週間前の事
  である、しかし、話を聴くと、パーティーは泊り込みで、涼の父の暮らす伊豆の
  小さな街で行うという事であった為、トレーニングが忙しい裕香は
  最初は断ったのである、しかし、涼の「裕香ちゃんが来ないのなら中止にする」
  との一言で、裕香の決心が変わった。
  高く高く裕香を見上げ、目に涙を浮かべながら必死に話す涼に
  裕香が負けてしまった格好である。
  しかし裕香のスケジュールが旅行の初日に都内で水泳連盟の定期検査を受けなければ
  ならなかった為、裕香は一人で電車で行く事になった。

  涼、桂子、美咲、あずさの4人は、涼の母の車で、伊豆へと向かう事になっている。
  涼の母は大手広告代理店に勤める、キャリアウーマンである。
  身長が170cmあり大変美しい女性でもある。


  涼の家は、母子家庭であると知っていたが、離婚した父が伊豆に住んでいる
  事は今まで涼からも聞いた事がなかった。

  特急電車からローカル電車に乗り換える時に、小柄な男子高校生2人と
  ぶつかってしまった裕香、裕香の方はびくともしなかったが、
  高校生二人はその衝撃で、倒れてしまった、裕香が助け起こすと二人は
  同時に、


  「すいませんでした」 と頭を下げた。
 
  大きな裕香の事を完全に年上の女性だと思っている様であった。
 
  可笑しかった裕香は、大人の様な口調で

  「いいのよ、気をつけてね」 と言い、高校生達の見えない所で微笑んだ。

  小さな駅のホームに電車が滑り込む、青空の下、そう遠くない所に海が見える。
  改札口へ向かうと、迎えに来てくれているはずの、涼の父らしき人の姿がなかった

  小さな駅の為か、改札に立つ駅員の他は、70才位のおばあさんと、
  身長150cmにも満たない、小学生位の男の子の後ろ姿しか見られなかった。
  裕香は2人とすれ違う様に表へ出て、視線の先に人影を探したが、それらしい

  人はまったく見る事が出来なかった。
  仕方なく、改札の方へ戻ると、ぼーっと立ち尽くす先ほどの男の子の顔を見て

  「あれっ」 と叫んでしまった。

  その男の子の顔だちが、なんとなく「涼」のそれに似ていたのである。
  裕香は心の中で、
  「でも、まさか、涼くんのお父さんは34才だし、あそこにいるのは
    ちょっと大袈裟にみても、中学生くらいの少年のようにも見える」

  裕香は少年に近ずく、そしてその少年の手に車のキーが握られていた事で
  もしかしたら、と言う思いが込み上げて来た。

  裕香は少年から少し離れた所まで近ずく、少年は裕香に気すき裕香を高く見上げる
  
  「あのー、もしかして、涼君のお父さんですか・・・」 裕香が言う。

  きょとんとしている少年らしき男が・・・

  「はい、そうですが、涼の父です、えーと、どちら様ですか・・・」

  首をかしげながら、聞き返す。

  「始めまして、あの、今日からお世話になる、涼くんのクラスメートの・・・」


  裕香の話が終わらないうちに、とても驚いた声で男が


  「え、も、も、もしかして裕香ちゃん」

  「はい、裕香です、よろしくお願いします」

  裕香は深々と頭を下げる。

 *************      **********


  涼の父は車を走らせながら、
 
  「ごめんね、裕香ちゃん、おじさんビックリりしちゃったよ、涼からは
    裕香ちゃん見たら、お父さんきっとビックリするよって言われてたんだー
    なんでって、涼に聞いても、それは会ってからのお楽しみ、っていわれちゃって
    身体が大きくて、裕香ちゃん全然小学生に見えないから、涼の言った通り
    ほんとビックリしちゃったよ、おじさんはごらんの通り、大人だけど背が低いから、
    なおさら裕香ちゃんみたいな大きい女の子が、小学生には、見えないんだよね、
    ごめんね裕香ちゃん」

  助手席に座る大きな裕香を見上げて言った。

  西沢健司、34才、身長は148cm位、職業は、システムエンジニア
            週1回東京の会社に行く以外は、家で仕事を請け負っている。

  健司の自己紹介であった。

  健司の家の駐車場で、車から降りて来た裕香の身体に、再び圧倒される健司
  健司の小さな23cmの靴の1m程の所に、裕香の30cmはあろうかという
  スニーカーが存在する、健司から見れば恐ろしい程に長く伸びた足
  ボリュームのある太股、そして、大柄な裕香の身体から言えば決して大きすぎない
  バランスのとれた裕香のお尻、しかしそのお尻は、健司の小さなお尻の倍くらい
  ありそうである。
  逞しく発達した肩幅、そしてその下に、小学生とは信じられない程大きな胸が
  ピンクのTシャツを張り裂けんばかりに揺らしている。
  長い髪をうしろで束ねた裕香の顔は、とても可愛く、そして美しくも見えてしまう。

  あまりの光景に、健司の背筋に電気ショックを受けた様な感覚が走る。


  
  応接間に通された裕香が、ソファーに座ると、健司には少し大きすぎる
  ソファーも裕香には少し窮屈の様に見えた、長い足を折り曲げ、逞しい太股
  を少しだけ開き、大きな胸を揺らし座っている裕香の身体は
  とても迫力のある物であった。

  すぐに健司が、紅茶を入れるからね、と言うと裕香は
  ちょっと汗をかいてしまったので、シャワーを貸してほしいと健司に言った
  丁度風呂も沸いていたし健司は了承し、裕香を風呂場へと案内した。

  
  裕香が風呂に入ると、健司は先程の裕香の身体を想像し、裕香が今、
  自分の家でシャワーに入っているという現実に、不思議な感覚を覚えた。
  そして何よりも裕香の大きな胸が健司の頭から離れない物になっていた
  それを想像しているだけで、健司の身体は汗ばみ、そして心臓の鼓動は
  激しさを増し、健司の股間の物が反応しだしてしまった。

  その時であった、裕香の声が聞こえてきたのである。
 
  「おじさん、すいませーん」

  突然の事に、健司は風呂場の方へと、急ぎ足で向かった。


  間に2枚ある、摺りガラス越しでも、裕香の大きな身体のシルエットは
  はっきりと映っている。
 
  「なあに、裕香ちゃん」

  「あ、すいません、あの裕香リンスを鞄の中に忘れちゃったんだけど
    取ってもらえませんか、お願いします」

  「はい、判ったよ、鞄の中だね」  健司は言いながらドアを離れていった。

  暫くして、健司が戻り、じゃあ、ここに置いとくからねと
  すりガラスを開け脱衣所へ入って来た。

  すると突然、浴室のガラス戸が開き、健司を気にする事も無く
  裕香が全裸のままで現れてしまった。

  全裸の裕香の身体に再び唖然とする健司。

  自分より50cmほど高い身長、とても広くがっちりした肩幅そして
  小学生であるはずの裕香の胸が今、健司のおでこあたりで
  ゆさゆさと大きく揺れている、その先には、大きな胸に比例するように
  型の整った乳首が存在する、
  迫力のある裕香のボディー、そしてなんと言う事か裕香の股間には
  アンダーヘアーが黒々と生え揃っている、車を降りた時にも感じていたが
  本当に小学生の身体なのか、太股の量感、お尻の大きさ共
  比べようも無いほど圧倒的に健司のそれを上回ってしまっている。
  
  「有り難う、おじさん」

  裕香が、胸をはり長い腕をだらりと下げて、腰を突き出し、
  アメリカのエッチな雑誌に出てくる様なモデルみたいな格好をして、
  微笑みながら、健司を見下ろしている。
  その身体の迫力は、健司が良く見ているその雑誌のモデルをも
  完全に凌駕してしまっている。
   
  右手を差し出す健司は裕香の大きな身体から視線をそらし
  裕香の方にリンスを差し出す。
  するといきなり裕香が健司の手首を掴み。

  「あれ、おじさん、凄い汗かいちゃってるじゃないですか、どうせだから
    おじさんも一緒に入ろうよ、裕香が背中流してあげるよ、
    一緒に入ろう、ね」 と言い出した。

  健司は焦った。

  「えー、裕香ちゃん、そんな、そんな事駄目だよ、裕香ちゃん、駄目だってばー」

  そんな事は気にする素振りもなく、裕香は右手で軽々、健司の身体を近ずけてしまう。

  「いいじゃない、おじさん、一緒に入ろう、お願い、裕香のパパね、
    最近忙しくて家に帰ってこないし、裕香ずーっとアメリカいってたから
    だからもう1年半以上、パパとお風呂に入ってなかったの
    パパとお風呂に入ると何時も裕香がパパの背中洗ってあげてたんだー
    だから今日は、おじさんの事、パパのつもりで背中洗ってあげたいの
    ね、いいでしょー」
    
  「ゆ、ゆ、ゆうかちゃん、え、え、・・・」

  裕香は、健司の身体を浴槽のドアの所までひっぱり込んだ、
     
  「裕香が脱がしてあげるね」

  健司はとても焦ったが、裕香の迫力に押し切られるように

  「わ、わ、わかった、わかったよ裕香ちゃん
    おじさん自分で脱ぐから、ね、ちょっと、中で待ってて・・・」

  「うん、わかった」  裕香は返事をして健司に背中を向ける
   
  裕香の後ろ姿のボリュームにも圧倒される健司。
  裕香は後ろを向いているが、大きな胸は背中からでも
  見える程、大きくはみ出してゆさゆさと揺れているのが
  見えてしまっている。
   
  ぼーっとしながら服を脱ぎ、全裸になると大き目のタオルを腰に巻いて
  風呂場へと入って行く、腰にタオルを巻いた健司とは対照的に
  裕香は恥ずかしくもないのか、全裸のままで遥か上から健司を見下ろし

  「さあ、おじさん、ここに座って」

  裕香が、大きな胸をゆさゆさと揺らしながら、風呂場の椅子を示す。

  健司は言われるままに、裕香に背を向け、椅子に座る。
  裕香が屈み込みタオルに石鹸をつけ、小さな健司の背中を洗い始める。
   
  「おじさんの身体、小さくて可愛いねー」


  「ゆ、裕香ちゃん、いくら裕香ちゃんの身体が大きいからって
    おじさんの事、可愛いなんて言うの変だよ、おじさん、裕香ちゃんの
    お父さんって言ったて可笑しくない位の歳なんだよ」

  すると

  「でも、おじさんの身体、小さいしガリガリで、可愛いもん」

  裕香の心の中には、たまらない物が込み上げて来てしまっていた。

  20才以上も歳の離れた、父親と言っても可笑しくない年齢の健司
  しかし、健司の身体は裕香から見れば、子供の様に可愛い
  小さくて華奢な身体なのである、そしてその小さな背中を見ていた裕香が突然 
  健司の背中に抱き着いてしまったのである
  抱き着くと言っても、圧倒的な体格差があるので、
  小学生の裕香が大人である健司を後ろから完全に包み込む様な状態である。
  健司の小さな背中に裕香の大きな胸が密着する、健司の背中が小さい為か
  裕香のつぶれた大きな胸は片方だけで、健司の背中を占領してしまった。

  「ほんと可愛いー、おじさん」

  「ゆ、裕香ちゃん、え、なに、どうしたの」 あっけにとられ焦る健司。

  裕香は手の平で健司の華奢な胸の辺りを後ろから撫で回す
  そして、健司の頬に自分の頬をぴったりとくっつけて、

  「おじさん、可愛いよ、食べちゃいたい位、おじさん、可愛い」

  今まで聞いていた裕香の声とは違い、大人の女性の様な裕香の声を聞いて
  健司は唖然とするのと同時に、裕香の手の平でなでられている胸の感触に
  次第に気持ち良さが込み上げて来てしまっている事に気ずくのである
  背中には相変わらず裕香の大きな胸の感触が伝わって来る。
  

  「ゆ、ゆう、裕香ちゃん」 たまらず声をあげた健司

  「さあ、おじさん、裕香とお風呂に入ろうね」

  そして、次の瞬間、裕香の長い右腕が健司の膝の下に入ったかと思うと
  軽々と健司の身体は上昇しはじめた、完全に立ち上がった裕香
  健司の身体を右腕だけで抱えている、健司は今、母親におしっこを
  させられる幼女の様な体制を、小学生の裕香によってさせられて
  いるのである、しかも裕香は片腕だけで軽々と健司を持ち上げていた。
  相変わらず健司の背中にはボリュームのある裕香の胸が接している。

  裕香はバスタブを跨ぐと、徐々に身体を低くし、健司を軽々片腕で抱えたまま
  お湯に浸かっていく

  「おじさん、軽いから、裕香片腕で持ち上げられるし、それに小さいから
    抱っこしたまま、一緒にお風呂入れるね」

  20才以上も年下の小学生の裕香に、軽々と片腕で抱き上げられ
  恥ずかし格好になってしまった事と、抱かれたまま湯船に入っている
  現状に、健司は恥ずかしさとは違う不思議な感情が湧き起こってきている
   事を感じていた。

  「あ、おじさん、タオル着けたままじゃない、取らないと」

  言葉が終わる前に裕香は左手で健司の腰に巻き付いているタオルを
  簡単に剥ぎとってしまった。

  「あ、あ、だめだよ、裕香ちゃん」

  しかし時すでに遅しであった。

  裕香が上から見下ろすお湯の中の健司の股間には、
  大人とは到底思えない、身体に比例するような小さく可愛らしい物が、
  今までの行為の為か、真上を向くようにゆらゆらと揺れている。

  健司はとっさに両手で股間を隠した。

  顔を真っ赤にした健司に

  「おじさん、どうしたの、なんで、隠す事ないじゃない、小学生の裕香が
    全然隠さないのに、大人のおじさんが隠すのは可笑しいよ
    さあ、おじさんの可愛いおちんちん見せてよ」

  裕香の両手が健司のそれぞれの手の甲を包み込むと
  簡単に健司の手は股間から離されてしまった。
  再び健司の可愛いものが表れると、見下ろす裕香が

  「可愛いー、それに、こんなに小さいのに、立っちゃてるよ
   おじさんのおちんちん、大人なのに、可愛いねー」
  
  とても大人びた声で言う

  「ゆ、裕香ちゃん、離して、ね、お願いだから」

  健司は自分の頭の後ろの裕香の顔を振り返り、見上げながら切なく言う

  すると突然、裕香の顔が降りてきて、
  健司の唇を裕香の唇がふさいでしまった。
  あっけに取られ放心状態の健司の口の中に、ボリュームのある裕香の舌が挿入
  され暴れだす。

  どれくらいそれが続いただろうか、裕香の身体から開放された健司は、タオルで隠す
  様に股間を押さえ、慌てた様子で、風呂場を後にした。

  健司が風呂場を出て行く、その華奢な後ろ姿を見つめながら裕香は心の奥底から
  健司の事を抱きたい、健司の小さな身体をを可愛がってあげたい、と言う気持が
  ふつふつと湧き出して来てしまった事を感じていた。

  「もうだめ、我慢できない、おじさんの事、抱いちゃおう」 

  
  ぽつりと裕香の口から出た言葉であった。



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