Text by 薮平
「バラエティー番組における格闘」
女子プロレスラーってほんとに強いのかなーって思うでしょ。
私の見た限りでは、かなり強いみたいです。
とんねるずのバラエティーで、数年前に芸能人やプロの格闘選手が、
石橋チーム、木梨チームに別れ、ゲーム形式で、いろんな対決が
行われるコーナーがありました。その中で美人女子プロレスラー
豊田真奈美選手が男とのいろんな本気対決を見せてくれました。
豊田選手は、スタイル抜群な上にきれいな水着コスチュームで、
こんな素敵な女性と格闘するなんて、なんて淫靡な状況でしょう。
また対決相手が、男として結構体力のあるはずの連中であることも彼女の強さを証明しています。
まずは、木梨氏との泥レス対決、男と女がぬるぬると泥にまみれ
ながら、体を取り合う姿がそそられます。プロレス形式とはいえ、
泥の中では、相手をつかみにくいせいか、彼女の技がなかなか繰り
出せず、木梨氏も五分に渡り合います。しかし後半疲れのみえた
所を馬乗りからスリーパーで絞りあげられます。もう身動きがとれず
彼女の勝利が確定したところで、彼女はスリーパーのあいた手で
指を木梨氏の鼻の穴につっこみ、耐えていた木梨氏もたまらずギブ
アップです。なんと残忍で屈辱的な決め技でしょう!
勝利の瞬間の彼女は、会心の笑みです。
次にデビッド氏とのうんてい対決です。お互いに、うんていに手で
ぶらさがった状態で、相手を攻撃することで邪魔をしつつ、
ぶら下がったまま移動していき、相手陣地へ先に到達した方が勝ち
です。彼女は、デビット氏の胴を足ではさみこみ、力ずくで落と
しにかかります。耐えていたデビット氏もやがてたまらず手を放し落下してしまいます。
水着の女性に力ずくで落とされる感じがとっても被虐的です。
3つ目は、ふたたび木梨氏との、すもう対決です。ふつうのすもうと
違い、手足をついても良く、とにかく力ずくで相手を外に出した方が
勝ちというものです。彼女は例によって水着。
やる気満々の木梨氏は、彼女とがっちりと手を合わせ力くらべです。
ここでも、五分に耐えていた木梨氏でしたが、だんだん疲れが出て
くるとじわじわと彼女に押され、ついには土俵際まで、押し込まれます。
一度はうまく体を回してそこから逃れた彼でしたが、その後は一方的に押されます。
地面にはいつくばって逃れようとしますが、彼女はすこしずつ彼の体を起こしていきます。
土俵際で悲鳴にも似た声をあげて耐えている木梨氏ですが、もう
彼女の勝利を確信した笑みの前に、あっけなく押し出されます。
美人でスタイル抜群、水着姿の彼女に、
大の男が軽く押し出されてしまう、
なんとも言えないすごい情景です。
別の番組の正月特集で、素人の男との泥レス対決もありました。
男は柔道をやっているといいます。男女異種格闘技のようで興奮しま
した。さすがに柔道だけあって男もがんばります。両者とも決められない
五分五分の状態が数分間続きました。男も
[カメラの前で、できれば勝ってやろう]と考え、がんばっているようです。
しかし時間切れまであと30秒となった時、一瞬のすきをついて彼女の
アキレス腱固めが決まります。彼女がこの時とばかりに、思い切り締め
上げているのが伝わってきます。男は苦渋の表情をうかべて耐えていましたが、
ほどなく、ギブアップを叫びます。
豊田真奈美選手、良いですよね。この素人の男がうらやましい。
さて、こちらは最近ですが、東野氏の「アイドル虎の穴」。
これはアイドル他女性選手との本気っぽいプロレス対決なので、
毎回楽しめましたが、Tバックスのちばちゃんとの対戦が圧巻です。
私は1回目の対戦は残念ながら見損ねてしまいました。
(どなたか1回目のビデオとってませんかね)
2回目の対戦時、ちばちゃんのコスチュームは超ミニのスカートのついた
レオタードです。試合前の実況によると、ちばちゃんは前から格闘技
ファンで、ストリートファイトでならし、1回目の東野氏との対戦では
なんとチョークスリーパーで彼を絞め落としてしまったそうです。
[大の男が女性アイドルと本気対決して、絞め落とされてしまうなんて]
しかし2回目の対戦を見ていたら、それは容易に想像がつきました。
ちばちゃんは体全体をつかった押え込みから、腕をとり、体重をかけて
腕を殺しにかかります。またロープを巧みにつかって、東野氏の首絞め
チョーク攻撃に出ます。一方的に攻められる、東野氏の顔がみるみる青く
なります。一方的な彼女の攻めが一段落した後、東野氏が気をとりなおし、
延髄蹴りの大技にでます。しかし無情にも、ちばちゃんには軽くよけられ、
後ろに回られると、逆に背中へのひじ打ちでダメージを与えられます。
そして彼女は、あっという間に東野氏の首に手を回し、締め上げます。
また同時に後ろから足で胴をはさみこんでいるのでもう逃げられません。
実況も「強い。すごい。」の連呼です。あまりの実力の違いにコメントもありません。
前回落とされた経験からなのか、東野氏はあっさりとギブアップです。
情けなくも、またも歯が立ちませんでした。
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