僕が女の子に負けた時
Text by mampepper
柔道部編/PART-2

(PART-1から続く)

「あら、立っていられなくなったの? じゃあ次、寝技にいくわよ」
奈美はそう言って、股間を押さえてカメみたいに丸くなっているまもるの背後に組みついた。
睾丸の痛みを回復させるために、まもるは無意識のうちに腰を少しだけ上げてしまっていた。
その腰と畳のわずかな隙間に、奈美の腕がするすると入り込む。
「ほらッ、防御が甘いッ!」
言うがはやいか、奈美はその腕でまもるのイチモツを、ズボンの上から思いきり掴んでひねりまわし、
まもるを仰向けにした。
「あかッ……」
チンポをねじ切られるような苦痛に、まもるは悶える。
「ほら、どうすんの?ボウヤ」
「ひ…げッ!……」
次にまもるを襲ったのは、脇腹への激痛だった。
素早く横四方固めの体勢に入った奈美は、そのアゴの先端をまもるのろっ骨に押し付けたのだ。
奈美の左腕で首を完全に固定されたまもるは、もはやなすすべがなかった。
「ほらほら、押さえ込まれちゃうよ!」
まもるはブリッジすら出来なかった。
奈美は、自分の体重の乗せ方を絶妙にコントロールしていたのだ。
「ふぐぅぅぅん!が…はッ!……うゥンッ??」
不意に、まもるは股間に、先ほどとは違った違和感を感じた。
奈美の右腕が、道衣の上からまもるの股間を上下にこすっている。
しゅっ!…しゅっ!…しゅっ!…しゅっ!…
微妙な刺激が、股間から電流のようにまもるの全身に流れる。
「あ…はっ!」
まだオナニーを知って間もないまもるにとって、それは股間に初めてふれる異性の腕だった。
「あ……ひいぃっ!」
恥も外聞もなく悶えるまもる。いつのまにか股間の痛みは消え、男根が膨張しはじめた。
「うふっ…〓」
見学の女子部員からは死角になっていたが、奈美は突然、ぎゅっとまもるのチンポを握った。
「あ…あっあっ…あひぃいいっ……」
痛みと快楽の中で、まもるは身悶えた。あまりの快感に身をよじらせたが、ガッチリと
押さえつけた奈美のからだは、微動だにしなかった。
「はくぅぅぅっ……」
睾丸は浮き上がり、もうオシャカ寸前だ。
女子部員たちは、何が起こっているかさっぱりわからず、ざわついている。
「あっ…はああああっ…」
腰を細かくケイレンさせるまもる。もの凄い快感。眼は潤んでいる。
「ふふ〓」
不意に奈美が、チンポから手を放した。
射精の一歩手前で解放されたまもるは、複雑な表情を浮かべた。
上におおいかぶさっていた奈美が「ふうーっ」と一息いれて、まもるから離れる。
まもるの、ビンビンに勃起したズボンがあらわになった。
「やっだー! センパイ、立ってるぅ!」
女子部員のひとり、昨日の練習でまもるに絞め落とされた麻理が、すっとんきょうな声をあげる。
道場は爆笑に包まれた。
畳の上に大の字になったまもるは、まだ手足の機能がストップしたままだった。
ただ、荒い息遣いと、自分の頬に流れる一筋の涙を感じていた。
完全にオモチャにされ笑いものにされた屈辱感か、それとも生まれて初めて知った快楽によるのか。
「アラ、本当…ここだけは元気みたいねぇ」
今までさんざんシゴいたのをまるで知らないかのように、奈美はまもるの怒張したチンポを、
ピン!と指ではじいた。
くぅんっ、と、まもるはのどを鳴らした。
先走りの液がうっすらとパンツを濡らしていた。
「イケナイところ大きくしちゃって、やんちゃなボウヤねえ…」
奈美はまもるの男根を優しく愛撫しながら、舌なめずりをした。
まもるは、これからさらに続く責め苦を知るよしもなかった……。

(PART-3へ続く)

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